働き方改革の影響からか、子どもが通う小学校では、キャンプが泊まりではなくDAYキャンプになったり、修学旅行の日数が減ったりするなど、学校行事が縮小傾向にあります。先生方の負担を考えると仕方がないとは思いますが、学校行事を通じて学べることも多いはずです。学校行事が少なくなった分、土日に家族で出かけることを増やそうと考えていますが、どんなことをすると子どもの成長につながるでしょうか。

(質問者:神奈川/小5男子・父)

A保護者自身がワクワクする活動に子どもと取り組む

子どもの成長を真剣に考えている、素晴らしいお父さんですね。学校行事の代わりになることを考えるのならば、「保護者自身が楽しめること」をすることがポイントです。子どもが楽しむことを中心に据えた企画は、子どもがそれを楽しくないと感じた時には保護者の顔色をうかがって楽しいふりをしてしまうなど、親子間で本音が出しにくくなる恐れがあります。せっかくの企画を楽しむことよりも、保護者の期待に応えることが目的になってしまっては本末転倒です。そうならないようにするためには、保護者自身がワクワクするかどうかを起点にして考えることです。保護者が何かに没頭したり、楽しんだりしている姿は、人生のロールモデルの1つとして子どもに好影響を及ぼします。DIYや家庭菜園、アウトドアやスポーツ、料理、何でも構いません。お金をかける必要もありません。子どもがやりたがりそうなことに保護者がつき合うのではなく、保護者が子どもにつき合ってもらうような活動は、子どもの意外な一面や新たな趣味・特技の発見につながるかもしれません。「どんなことをしたら子どもの成長につながるか」ではなく、「一緒に楽しめて、よい思い出になったらいいな」くらいの気持ちで、親子で豊かな時間を過ごされるとよいと思います。