我が家にはゲーム機がないのですが、友だちからこっそり借りて、ゲームをしているようです。ゲームそのものを一切禁止にするつもりはないのですが、ルールを決めるなど、どのように対応するとよいのでしょうか?

(質問者:熊本県/小5男子・母)

A民主的に話し合いでルールを決め、見えやすい場所に決めたルールを掲示する

ゲームや携帯電話、SNSなど、メディア利用に関するルールづくりは最もよくある悩みの1つです。そうした相談には、私はいつも「民主的に決めましょう」とアドバイスしています。

ついやりがちなのは、親が一方的にルールを決めて子どもに押しつけてしまうケースです。そうではなく、まずは子どもと本音で話し合ってみましょう。例えば、そのゲームが「なぜやめられない」のかを尋ねてみます。子どもが理由を話したら、「確かに面白そうだよね」「お友だちがみんなやっていたらやりたくなるかもしれないね」などと共感的に話を聴くことがポイントです。

そして、子どもの話をしっかり聴いた上で、親の考えも丁寧に伝えましょう。初めに子どもの話を共感的にしっかり聴いていると、次に親が話した時に、今度は子どもの方が共感的に聴くようになります。

その上で、「これからどうするのがよいのか」、具体的なルールという落とし所を親子で一緒に考えて合意していくのです。親の考えを押しつけずに「一緒に考える」「民主的に話し合う」ことがポイントです。ルールづくりに参加したことで、自分で決めたルールは守ろうとする意識が子どもの中で高まります。

具体的なルールの内容は、「1日○時間まで」「課金制のゲームはしない」「寝る前の○時間はしない」「勉強を〇時間したら◎分やってよい」など、様々なルールが考えられます。ポイントは、決めたルールを明文化して、見えやすい場所に掲示しておくことと、やってみて運用が難しい状況が生じたら、また話し合ってルールを改善していくことです。ホワイトボードに書いて掲示すると、書き換えも容易でお勧めです。