英語やパソコンの資格・検定など、小・中学生のうちから受けておいた方がよい資格・検定があれば、教えてください。

(質問者:高知県/小5男子・父)

A「将来役に立つから」よりも、子どもの適性を優先すべき

人間には、持って生まれた性質や才能があり、それ自体は変えられません。
例えば、英語の勉強が好きな子は、生まれつき言語にかかわる脳の領域が発達している可能性が高いと考えられます。好きなことは、資質が高い領域と重なっていることが多いのです。ですから、好きではないことを好きにさせるというのは、とても大変です。

保護者としては将来役に立つと思う資格であっても、子どもにとって嫌いだったり、苦手だったりする分野であれば、そこに時間や労力を費やすよりも、本人が好きなことや能力がありそうな分野に、力を注ぐ方が賢明なのではないでしょうか。