高校受験を控える中、将来の目標や希望進路が定まっていない子どものモチベーションを、どうすれば上げられるのかが分かりません。もうすぐ中学3年生になるのに、本人はまだ先のことだと捉えているようです。どうしたら本人のやる気に火をつけることができるでしょうか。
(質問者:北海道/中2女子・母 )
A母親自身のライフストーリーが、子どもの進路選択の参考になる
中学3年生になる頃にもなれば、親の言うことに素直に従わなくなります。娘さんには、親戚や近所にお姉さん的な存在の人はいるでしょうか。親子のような縦の関係ではなく、斜めの関係にある人の影響力が大きくなる時期です。その人に、親に代わって話してもらうと、素直に話を聞いてもらえるかもしれません。
モチベーションになるような目標を定めることは大切ですが、将来の予測がつきにくい今の時代、そう簡単には決められないことも多いと思います。そんな時に母親としてできるのは、「もっと頑張りなさい」「勉強しなさい」などと言う代わりに、自分自身がこれまでどんなことを考え、生きてきたかを子どもに話すことです。普段の会話では、勉強や学校、当面の予定など、目の前で起きていることが話題になりやすいと思います。そうした日常の報告・連絡・相談事項から離れ、1人の人間としての母親のライフストーリーは、子どもにとって、自分の心が動いたことや本当に好きなことなどを考えるヒントになるかもしれません。そうした母親の話をきっかけにして、子どもの気持ちや進路につながる興味・関心事を一緒に考えて紙に書き出し、子どもの好きなことを引き出したり、整理したりするサポートができれば、なおよいでしょう。


