小学3年生から野球を続けている息子は「絶対にメジャーリーガーになる!」と言って、毎日部活動以外にも、起きている間はずっと筋トレや素振りなどの練習をしています。「メジャーリーグに行きたいなら、英語は勉強しておかないとね」と言っても、勉強は全くしません。どうすれば勉強にも取り組んでくれるようになるのでしょうか?

(質問者:神奈川県/中2男子・母)

Aやる気と努力を認め、褒めて、応援してあげてほしい

本当にメジャーリーガーになれるかどうかはさておき、もっと上手になりたいと思い続け、自主的に筋トレや素振りを頑張っているとは、何と素晴らしいことでしょう。そういう努力をまずは褒めてあげてください。
目標を持てない子もいる中で、なりたいものがあり、目標に向かって努力できること――これからの時代、人生を生きていく上で、これ以上大切なことがあるでしょうか。小・中学生のうちからそうした大事な力をしっかり身につけていることを褒め、応援してあげてください。

親は、子どもに勉強してほしいと願うものです。その気持ち自体は否定しません。しかし、勉強以外で身につく力がどれだけ素晴らしく大切なことなのかを分からないままに、とにかく「勉強させないと」という思いに固執してしまっている保護者も多いように感じます。
好きなことに夢中になっている時は、脳の血流が増え、シナプスが増加することで脳の処理能力が上がると言われています。また、運動することで前頭葉が鍛えられ、それが勉強に対してよい影響をもたらすことは、数々の研究で立証されています。

目標に向けて全力で努力する経験を積んでいると、この先、行きたい学校や就きたい仕事、得たい資格を見つけた時に、集中して頑張ることができ、着実に成果を上げられるようになります。
そうした力をつけるために、勉強以外のことでも、お子さまがやる気と努力を見せた時には、ぜひ応援してあげてください。