子どもが小学4年生になったのですが、中学受験を考えている友だちは学習塾に通い始めたそうで、そろそろ学校以外での受験対策を検討しなければと思っています。学習塾のほかにも、通信教育や家庭教師など、いろいろな選択肢があるので迷っています。どれを選ぶかによって、受験対策に差は出るものでしょうか?

(質問者:京都府/小4女子・母)

A子どもの実態や適性をよく見て、総合的な判断を

受験対策を目的とする場合、どのような方法で勉強するかは、目指す志望校の難易度、子どもの実態や適性などを総合的に考えて決める必要があります。
集団指導の学習塾に通って、ライバルたちがそばにいる環境で「燃える」タイプの子もいます。自分で計画的にコツコツ勉強できる子であれは、通信教育でも学力を伸ばせます。自立学習が苦手な子の場合や、短期間で学力を上げたい場合には、家庭教師によるマンツーマン指導が効果的です。
子どもの個性や必要性を踏まえて、最適な選択をしてあげてください。

ちなみに、家庭教師や個別指導塾は、それぞれの子どもに合った学習内容と、志望校に応じた受験対策をフォローしてくれますが、学生がアルバイトで就いているケースもあります。プロの家庭教師や塾講師に比べると指導力に差はあるでしょうが、年齢が近い分、親近感はあります。子どもの適性なども考えて、納得した上で選ぶようにしましょう。